老後資金の心配はあるものの開き直り気味

老後資金の厄介なところは、寿命が不明なこと

老後資金の必要額はさまざまに試算されていますが、先日読んだ記事では定年までに6000万円とのことでした。

早くから貯金に励んだり、高額な退職金を見込める場合は、決して無理な数字とは思えませんが、我が家は到底無理なうえ、住宅ローンの残高もかなり残っています。

かつてのように老後は子どもに養ってもらうのが当たり前という世の中ではなくなっていて、私も負担を強いるつもりはありません。
ただ、子どもも高学歴化しているため、教育費の負担がとても重く、日々の暮らしに追われているうちに定年を迎えてしまい、じっくり老後資金を貯める年月は残りそうもありません。

老後資金の厄介なところは、寿命が不明なことで、ほとんどの試算が80歳を基準にしていますが、100歳まで生きることも有り得ます。
また、健康状態によっても必要な金額は変わります。

将来の年金額や受給年齢も不透明なので、わずかな貯えしか無い私はとても不安です。一方、お金を減らさないことのみに腐心すれば、人との付き合いもできなくなってしまいます。

働けるうちはしっかり節約して貯蓄に励むつもりですが、それ以上は何もできません。

ゆとりのある老後は到底望めそうもありませんし、人生、予定や予算通りにいかないことが多いものですが、最後は開き直るしかないかと思っています。